参画を促す試み

参画を促す試み

しかし、実際の戦前派(昭和一桁世代や10年代世代)の傾向として自分の考えを表明することや良いと思ってもすぐに行動に移すことはあまり得意ではありません。周りの状況を見てから合わせようとするのが一般的ではないでしょうか。また、他人様という言葉を多用するくらい自分をへりくだる考えを多く持っています。

このような高齢者たちが自ら進んで親子サロンに見守りボランティアとして即参加してくれるとはとても思えません。しかしボランティアという志をもった無償で働いてくれる人も必要であることは否めせません。それも多くの方達が携わってもらわないと機能しません。無理なく時間を頂戴できることを考えると私達の試算でも最低30名は必要でしょう。しかし、人様のお子さんを面倒見るなどとてもとても荷が重いと考えてしまうでしょうし、分不相応とか何かあったときにどうしようとか、いろいろ考えてしまうこともあるでしょう。

このような思慮深く自分を弁えている高齢者たちに活躍の場をどうしたらつくれるのかが最大の難関だと思います。そしてこれができなければこの計画は成立しないとも言えるのではないでしょうか。

そのためには地域で子どもと高齢者が触れ合う機会を多くすること。それも自然な形でできれば理想でしょう。何か持って回った行事ではなく普段の生活の一部として触れ合うこと。これが大切だと思います。
この理想を実現させるためには、まず高齢者と子どもを集め会わせなければならない。それも自分から来たくなるような仕掛けをいろいろ用意していなければならない。それが今回考えている小箱ショップでありそこから派生する各種の教室でありお茶のみ所であり生活相談受付であり生活支援窓口であり高齢者サロンなのです。このような様々な機会を通じて集まった高齢者たちがそこで自然(といっても親子サロンをやっているところですが)に出会う子供たちに対し知り合いになり(実はここでも出会いを実らせる演出を考えているのですが)親子サロンの実際を見ることでどのようなものなのかを知ってもらうこともできるのです。
(高齢者の豊富な経験でも親子サロンというものはそうあるものではないと思われます。)
このようないわば「慣らし運転」を経ることで想像していたものとの違いを知り自分でも参加できるのではないかという気持ちになってもらうことで次に移行できるのではないでしょうか。そして一人が二人と周りに参加者が増えれば増えるほど雪崩を打ったように多くなることに期待をもっています。

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